プレゼンで緊張してしまう主な要因についてまとめています。プレゼンを成功させるためにも、以下の点については事前にしっかりと対策をしておきましょう。
プレゼンが失敗する最大の原因は準備不足です。準備が不十分でリハーサルが満足のいくものでなければ不安な気持ちになり、緊張を招くことになります。資料の準備や話し方の練習をしっかり行っておきましょう。大きな声で話したり、機器の操作を練習したりとリハーサルを繰り返すことで自信がつき、本番の緊張を軽減することができます。また、時間制限が厳しい場合もあるので、リハーサルでプレゼン時間を計測し、制限時間内に収まるように調整しておきましょう。
失敗に対する過度な恐怖心もプレゼンが上手くいかない原因の1つです。人前で失敗したり恥をかいたりすることへの恐怖は緊張を生みますが、それは聞き手ではなく自分に意識が向いているからです。プレゼンは聞き手のことを第一に考えて行うべきものです。自分の失敗ばかりに気を取られずに、聞き手の印象に残るプレゼンをすることに意識を向けてください。事前に練習を繰り返すことで、次第に聞き手の立場に立ったプレゼンができるようになります。
広い会場や大勢の観客からの視線に圧倒されて雰囲気にのまれてしまい、力を発揮できない人も少なくありません。緊張を和らげるには、事前に会場を下見してイメージトレーニングをするのが効果的です。
緊張をゼロにするのは簡単なことではありません。しかし、緊張を和らげる方法はいくつかあります。
まずは完璧を求め過ぎない、ということです。用意した資料の内容を一字一句覚えようとするのではなく、物語を読むように全体の流れを頭に叩き込むようにしてください。多少間違えても全体の流れがわかっていれば焦らず臨機応変に対応できます。聞き手には伝えたい内容の大意が伝わっていれば問題ありません。間違えずに上手くやりたいと思うのは当然ですが、その思いが強過ぎると余計な緊張を招いてしまいます。多少のミスは気にせず、その場でベストを尽くすという気持ちで臨みましょう。
プレゼン前のリハーサルは入念に行いましょう。当日の状況を想像して、何度も何度も練習を繰り返してください。「何度も練習を重ねた」という実感が自信につながります。
プレゼンの際は聞き手の反応が気になってしまうものですが、気にし過ぎるのもよくありません。集中力が切れて上手く話せなくなることがあります。聞き手の反応ではなく、練習したことを忠実に実行することを心がけましょう。
パワポで資料を作成する前にスライドの数を確認しておきましょう。作り過ぎを防ぐことができますし、どのように要点をまとめていけばいいのか、整理しやすくなります。
看護研究計画書を作成するコツを研究のテーマや目的、研究の方法など項目ごとにまとめています。基本的にこれまで整理してきた内容をまとめるだけなので難しいことはありません。
文献検索・検討を行うことで同じような研究が行われていないか、活用できるデータがないかを調べることができます。最終判断を下す前に必ず行うようにしてください。