プレゼンを成功させるためには伝え方、つまり話し方はとても重要です。いくら内容がよくても早口だったり、声が小さかったりすると聞き取りにくいためメッセージは伝わりません。
聞き手を惹きつける話し方のポイントは「大きな声でゆっくり話す」「ジェスチャーを入れる」「効果的な間」「頷きながら聞いている人を見つける」「情熱を伝える」の5つです。
緊張すると自分が思っている以上に早口になってしまうことがあるので、大きな声でゆっくり話すことを意識しましょう。事前にスマートフォンなどでプレゼンの練習をしている自分の姿を録画して、話すスピードをチェックするのもおすすめです。とはいえ、ただ大きな声で話せばいいというわけではありません。特にオンラインでプレゼンする場合は聞き取りやすいように、明るい口調ではっきりと話すように心がけてください。
ジェスチャーを入れるとさらにイメージしやすくなります。例えば、「ここには2つの大きな問題があります」という時に人差し指と中指でピースのジェスチャーをしながら「2」を示すと、聞き手は「2つの問題がある」とより理解しやすくなります。ただし、終始ジェスチャーを使うと聞き手はジェスチャーに気を取られてしまい、プレゼンの内容に集中できなくなるので注意が必要です。
また、オンラインでプレゼンする場合、画面のサイズによってはジェスチャーが見にくいことがあります。その場合は、「今からお話しする2つのことはとても重要です。画面の資料をよく見てください」と単刀直入に伝える方がわかりやすいでしょう。
プレゼンではメリハリをつけることが大切です。そこで重要になるのが「間」です。例えば、「この問題には3つの解決策がありますが、どんな解決策があると思いますか」と質問したとします。すぐに答えを伝えるのではなく少し間を置くと聞き手は自分の頭の中で解決策を思い描くため、プレゼンの内容に集中するようになります。
プレゼンの場では少なからず緊張しているはずです。緊張したままだとプレゼンは上手くいきません。会場を見渡してみてください。頷きながら聞いている人がいませんか。その人はいわば自分にとって味方のような立場なので、その人に向かって話すようにするとリラックスしながらプレゼンすることができます。
話し方のテクニックはもちろんですが、「心」を伝えることも忘れてはいけません。情熱を持って話せば聞き手は話に惹き込まれるはずです。自分の話す内容に自信を持ち、「これは本当に相手のためになることだ」という確信を持って話すようにしましょう。
パワポで資料を作成する前にスライドの数を確認しておきましょう。作り過ぎを防ぐことができますし、どのように要点をまとめていけばいいのか、整理しやすくなります。
看護研究計画書を作成するコツを研究のテーマや目的、研究の方法など項目ごとにまとめています。基本的にこれまで整理してきた内容をまとめるだけなので難しいことはありません。
文献検索・検討を行うことで同じような研究が行われていないか、活用できるデータがないかを調べることができます。最終判断を下す前に必ず行うようにしてください。