看護研究の最後のプロセスは発表(プレゼン)です。慣れない場所で発表するので雰囲気にのまれて緊張する人も少なくありません。何度も何度も練習を繰り返して当日に備えましょう。資料はパワポで作成しますが、相手が見やすいように作成するようにしてください。文字の大きさやサイズ、背景色などにも気を配りましょう。プレゼンでは相手にしっかりと伝わるように話しましょう。話し方のテクニックも紹介していますので参考にしてください。
パワポの資料を用意しよう
看護研究論文が完成したら次はプレゼンに向けて準備しなければなりません。プレゼン用のスライドは、パワポを使って作成することになります。ここではスライド作成のコツについて詳しく解説します。まずは作成するスライドの数を確認しましょう。枚数に合わせて伝えたいことをピックアップできるので作り過ぎずに済みます。時間と労力を無駄にすることもありません。また、フォントの大きさや字体、背景色など見やすさを重視して作成するようにしてください。
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相手に伝わる話し方を意識して
いくら看護研究の内容が素晴らしくてもプレゼンで伝わらなければ意味がありません。よいプレゼンの第一条件は「わかりやすいこと」です。あまりに複雑で難しいと、途中で聞く気をなくしてしまいます。ここでは、相手に伝わるプレゼンをするために押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。まずは大きな声でゆっくり話すことを意識してください。緊張していると早口になりやすいので話すスピードが適切かどうか事前にスマートフォンに録画して確かめるのもおすすめです。
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質疑応答の内容が発表の効果を高める
ここでは質疑応答で気をつけるべきポイントをまとめています。回答は質問の形式に沿って答えるようにしてください。その際に意識したいのは簡潔に答えることです。どうしても説明が長くなってしまいがちなのでなるべく要点を簡潔に伝えるようにしましょう。また、質問の内容をきちんと理解してから答えるようにしてください。誤解したまま答えてしまうと質問者に検討違いの回答をしてしまいます。たかが数分と侮ってはいけません。質疑応答が研究者の能力や性格を判断する材料になるからです。
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緊張する原因を知って事前に対策を
人前で発表することに緊張しない人はいません。しかし、必要以上に緊張してしまうとプレゼンが失敗してしまうので注意が必要です。なぜ緊張してしまうのか、それは失敗を過度に恐れているからです。事前に練習を繰り返して自信をつけましょう。資料の内容を一字一句覚えておかなくても大丈夫です。大まかな流れがわかっていれば間違えても慌てることなく、臨機応変に対応できます。当日の状況を想像しながら何度もリハーサルを繰り返しましょう。
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パワポで資料を作成する前にスライドの数を確認しておきましょう。作り過ぎを防ぐことができますし、どのように要点をまとめていけばいいのか、整理しやすくなります。
看護研究計画書を作成するコツを研究のテーマや目的、研究の方法など項目ごとにまとめています。基本的にこれまで整理してきた内容をまとめるだけなので難しいことはありません。
文献検索・検討を行うことで同じような研究が行われていないか、活用できるデータがないかを調べることができます。最終判断を下す前に必ず行うようにしてください。